遺言が偏った内容であっても、配偶者や子供など一定の相続人の相続分は法律で守られています。これを「遺留分」といいます。ただし故人の兄弟姉妹に「遺留分」はありませんのでご注意を。

以下、一例をあげて説明します。


質問親も子もいない夫婦です。
夫が亡くなったときに遺言書が出てきて「愛人に一切の財産を譲る」とありました。この場合、配偶者である私は全く遺産を相続できないのでしょうか?
相続分の2分の1を受け取ることができます。答え

このケースでは、法定の相続人は配偶者一人です。遺言の内容に配偶者が異議を申し立てない場合、愛人に財産のすべてが遺贈されてしまいます。ただし異議を唱えれば、配偶者は財産の2分の1を相続できるのです。

法定の相続人は、遺留分として一定の割合で必ず相続できるように定められています。相続人が親(直系尊属)だけの場合は3分の1、配偶者や子供の場合は2分の1。兄弟姉妹の遺留分はありません。

(1)異議なし
(2)異議あり

 


知っておきたい豆知識

1.所得税確定申告について
故人の1月1日から死亡日までの所得税の確定申告は、死亡日(相続の開始を知った日)の翌日から4カ月以内に。仮に故人が前年分の確定申告をしていない場合には、前年分の確定申告も行う必要があります。

2.医療費控除について
故人および扶養家族の1年間の医療費が10万円以上の場合、10万円を超える部分(200万円が限度)については医療費控除が適用されます。
必ず医療費の領収書を添えて確定申告しましょう。
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