習慣化される中で、私たちは、ついお布施を一種の”報酬”のように捉えてはいないでしょうか。
僧侶が読経したことに対する代価、御礼として扱ってしまいがちです。
布施というのは、そもそも仏教の大切な実践行の一つで「ほどこす」という言葉です。
報を説く”法施”、財物を施す”財施”、畏怖の念を抱かせない”無畏施”があります。
金封の「お布施」は、財施にあたります。
布施を行う場合、施す人と施される人、施し物の三つが共に清浄(しょうじょう)でなければならないとされ、見返りを期待したり、何か魂胆があったりすれば、お布施にはならないとされています。
それでは皆様、次回又お会い致しましょう!!
今治葬祭 伊藤