お葬式コラム

最後のお別れ

近年、「葬式はいらない、火葬のみでいい」という方が増えています。
インターネット上でも火葬のみの低価格プランを打ち出しているところが増えていますが、本当にそれでいいのでしょうか?
実際、火葬のみが悪いというわけではありません。
しかし、ご縁のある方々にお知らせをせずに火葬のみを行った場合、いろいろな問題が起きています。
お世話になった方が亡くなった場合、『最後にお顔が見たい』『最後に感謝を伝えたい』そんな気持の方が多いのではないでしょうか?
ご縁のある方々にお知らせをしないことは、故人様が何十年生きて、作り上げ大切にしてきた『縁』を途絶えさせてしまいます。
「なぜ知らせてくれなかったのか」とお叱りを受けたとお客様からお聞きしたこともあります。
自分にとって大切な存在の人の、最後のお別れの場に立ち会えない時の想いを想像すると、慎重に決定する必要があります。
実務的なことで特に多いのが、亡くなったことを後から知った方々がご自宅へ来られ、御香典やお供えを頂戴することへの対応です。
頂戴したものへのお返しの準備やリスト作成の負担、さらに四十九日を過ぎてもご弔問が続く場合がありその都度対応をしなければなりません。
また亡くなった方の保険、年齢によっては年金などの各種手続きなどを同時に行いながら対応となります。
お葬式を行い知らせておけば、大半はその時に会葬にきていただけ、後々までご自宅への弔問が続くことはないでしょう。
お葬式というのは金銭という目に見えるものだけでなく、先に記述したように見えない負担というものがあることも知っておかなければいけません。
やむを得ず火葬のみを行わなければならない理由もあると思います。
その理由や想いを考慮し、悔いの残らないお別れのご提案をさせていただきます。
しかし、いざそのときになれば慌ててしまい正常な判断ができないかもしれません。
少しでも時間や余裕があるときに『事前相談』をして準備をしておくことも大切です。
お気軽にご相談ください。

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