お葬式コラム

夏祭り

暑い夏、体調を崩すことなく元気にお過ごしでしょうか?
夏の風物詩といえばお祭り。
松山でも「野球拳音頭」の松山まつりや花火大会、身近なものでは地域の盆踊りや縁日など目白押しです。
楽しいお祭りですが、祭りとは本来、神に供物をささげて祈り慰霊を行う儀式、宗教儀礼に関する祭祀でした。
四季を通して祭りが行われますが、それぞれ意味があります。
春は田植えの季節で始まりを意味し「豊作祈願」のお祭り、秋には収穫に対する「感謝祭」が行われます。
冬は収穫を終えた農閑期で、新年を迎えるための「新春祝い」にまつわる祭りが行われます。
夏祭りは病気や災害をもたらす悪い霊を追い払うという意味から始まりました。
昔は今ほど環境が良くなく、梅雨から夏にかけて疫病が流行し、神の祟りと恐れられていました。
また、害虫や台風の被害の多い季節でもあり、「疫病退散」「虫送り」「風除け」の祭りが行われています。
七夕に由来をもつ祭りや、お盆に関連した祖先を祀る行事もあり盆踊りや送り火という仏教系儀式が行われます。
秋から春は農耕の習慣と結びつくことの多い祭りに対して、夏はひときわ賑々しく観光としても人気の高い祭りが多いです。
その背景には「厄除け」や「鎮魂」といった、人々の切なる願いや祈り、宗教的な意味が込められています。
また地域の人たちの交流の場であり、縁を育む大切な行事として絶えることなく行われてきました。
お祭りに出かける機会があればそのお祭りの意味や由来を調べてみると、いつもと違う見方、楽しみ方が出来るかもしれません。

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