よく、普段の日常生活ではやってはいけないと言われることがあり、それが葬儀に関係することだからやってはいけないという意味のものがたまにあります。
今回はそれを書いてみます。
①食べ物の箸渡し
よく食べ物をお互い箸同士で持ってはいけません!・・・と言われます。
これは、火葬が終わって骨壺に御骨を納める時に行うやり方です。
今も最初の一つ目から数個ぐらいは行っているようです。
②家の縁側からの出入り
普段は玄関から出入りをします。
自宅以外のところで亡くなって自宅へ帰ってくる時は玄関から入り、今度出発する時はタンカに乗せたり、御棺の中に納めて縁側から出ます。
縁側から出入りするのは亡くなった人がするものとのことで、縁側から出入りをしていると「こらぁ!」と怒られる地域もあるようです。
③親を足蹴(あしげ)にしない
現在お墓は、個人墓よりも納骨堂のタイプが主流となっておりますが、お骨を納めた骨壺を土中に埋葬する時に、その骨壺を跡継ぎの人間が踏みつけて、土を被せて埋葬をする地域があります。
しかし、親に限らず誰のことでも足蹴にしたらダメなのですが・・・。
・・・今回は以上です。
地域によって様々な風習がございます。
まだまだ知らないこともたくさんあります。
へ~なるほどね~ぐらいの感じで読んで頂いたら幸いです。